

図録|江戸の名プロデューサー 蔦屋重三郎と浮世絵のキセキ
¥1,980 税込
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開館30周年記念
江戸の名プロデューサー 蔦屋重三郎と浮世絵のキセキ
The Publisher Tsutaya Juzaburo and the Rise of Ukiyo-e
2025年5月30日[金] – 7月21日[月・祝]
『千葉市美術館収蔵品図録』
発行日 2025年5月30日
編集・執筆 染谷美穂(千葉市美術館)
翻訳 フランク・ウィットカム(英訳)
ブックデザイン 川添英昭
印刷 株式会社サンエムカラー
制作・発行 千葉市美術館
仕様 横22×縦30×厚0.6(cm) 重さ330g
©2025 千葉市美術館
※同時開催展「日本美術とあゆむ―若冲、蕭白から新版画まで」の図録はございません
※チラシ画像は参考画像のため、図録には付帯いたしません
■目次
ごあいさつ
プロローグ「浮世をえがいた絵」のはじまり
役者絵
浮世絵と物語
浮絵
美人画の発展へ
カラー摺版画=錦絵の登場 鈴木春信の美人画
第1章 蔦屋重三郎という人物
蔦屋のネットワーク
第2章 蔦屋を育んだ吉原と遊女のイメージ
第3章 吉原の本屋から「版元蔦屋」 誕生へ 安永から天明期の浮世絵
江戸のくらし
役者絵と武者絵
美人画
第4章 蔦屋の偉業 歌麿、写楽、長喜のプロデュース
天明狂歌の時代
評判娘
役者絵 競い合う版元
第5章 蔦屋が活躍した時代 浮世絵の豊穣期
エピローグ 蔦屋の没後 “Ukiyo-e" への変貌
受け継がれた 「蔦屋」
浮世絵の進化
浮世絵の誕生から世界で愛された “Ukiyo-e”まで一浮世絵の歴史にみる蔦屋重三郎の偉業一染谷美穂
作品リスト
■展覧会概要
吉原に生まれ、江戸の浮世絵を語るうえで欠かせない存在となった蔦屋重三郎(1750−97)。蔦屋が版元として活動したのは、安永(1772-81)から寛政(1789-1801)という時代であり、多色摺の錦絵が大きな発展を遂げた時期とほとんど重なっています。なかでも天明から寛政にかけての時期は、のちに「浮世絵の黄金期」といわれ、いっそう奥深く、色彩の繊細な浮世絵が生み出された重要な時代でした。蔦屋もまた黄金期を盛り立てた人物のひとりといえるでしょう。
西村屋与八や鶴屋喜右衛門などといった老舗の版元がひしめくなか、蔦屋は新興の版元として出版界に彗星のごとく現れます。斬新な作品を次々に世に出すことで喜多川歌麿(?−1806)を人気絵師へと育てあげた功績は、まさに偉業といえるでしょう。また東洲斎写楽(生没年不詳)の発掘は、その後の浮世絵の評価を大きく変えることになります。
千葉市美術館の開館30周年を記念する本展では、浮世絵の始祖で房州出身の菱川師宣(?-1694)にはじまり、多色摺の錦絵を創始した鈴木春信(1725?−70)、喜多川歌麿、東洲斎写楽、葛飾北斎(1760-1849)、渓斎英泉(1791-1848)、歌川広重(1797-1858)にいたるまでの浮世絵の歴史をたどりつつ、蔦屋が生まれた時代から華やかな黄金期の浮世絵への展開、そして “世界のUkiyo-e”へと進化していくさまをご紹介します。千葉市美術館の珠玉の浮世絵コレクションを中心に、美人画や役者絵の名品の数々をどうぞご堪能ください。
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開館30周年記念
江戸の名プロデューサー 蔦屋重三郎と浮世絵のキセキ
2025年5月30日[金] – 7月21日[月・祝]
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