雑誌|IMA 2024 Autumn/Winter Vol.42 特集:ネルホル、潜在する記憶
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※千葉市美術館「Nerhol 水平線を捲る」展の図録ではありません、ご注意ください
アートフォトマガジン
amana発行
IMA 2024 Autumn/Winter Vol.42
特集:ネルホル、潜在する記憶
千葉市美術館で個展「水平線を捲る」を開催したアーティストデュオ ネルホル。
彼らは写真を重ねて積み上げ、それを彫ることで、本来一枚の写真からは溢れ落ちてしまう時間や記憶、さらには背景にある歴史や社会的背景を浮き上がらせていく。
ネルホルが描く波立つ水面のように歪むイメージは、複雑で単一的ではないこの世界のメタファーのようだ。肖像写真、帰化植物、韓国や別府で展開されたフィールドワークからパブリックドメインの写真素材まで、被写体となるテーマや素材を拡張させながら、紙との深い関わりを軸に我々に写真の新たな可能性を提示するネルホル。
彼らはどこから来て、これからどこへ向かうのか。17年間の活動の痕跡を振り返りながら、ネルホルの現在と未来を探る。
Contents
ネルホル、潜在する記憶
Nerhol の現在地点 対談:田中義久×飯田竜太
文=深井佐和子
かつて写真は紙だった
文=布施英利
積層
文=若山満大
彫刻と教育、飯田竜太の原点 対談:飯田竜太×鞍掛純一
日本写真史をめぐる対談 レスリー A・マーティン×アイヴァン・ヴァルタニアン
ボリビア先住民のガールズスケーターたち ルイーザ・ドル
文=小原一真
東京都写真美術館で開催中 アレック・ソス個展「部屋について」
文=青山南
スポーツ写真における5/3000 の矜持 金野孝次郎
文=阿久根佐和子
生誕100年記念『安部公房写真集』 近藤一弥
インタビュー・文=若林恵
注目の写真家 矢島陽介
■Nerhol 関連商品
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■関連企画展
Nerhol 水平線を捲る
2024年9月6日[金] – 11月4日[月・祝]
https://www.ccma-net.jp/exhibitions/special/24-9-6-11-4/
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