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図録|鈴木春信 ボストン美術館浮世絵名品展
¥2,500
ボストン美術館浮世絵名品展 鈴木春信 2017年9月6日[水]- 10月23日[日] 展覧会公式図録 サイズ:291 × 235 × 26 mm ページ数:263p 図版 :150点 発行:日本経済新聞社 ※チラシ画像は参考画像のため、図録には付帯いたしません ■展覧会概要 鈴木春信(1725?-70)は、高度な多色摺木版画、すなわち錦絵誕生の頃に第一人者として活躍した浮世絵師です。 若い恋人たち、母と子、さりげない日常の生活の景、古典主題から発想された見立絵・やつし絵など、春信は小さな画面の中に詩的で洗練されたイメージを豊かに表現しました。江戸の評判娘や名所を主題に取り入れ、錦絵の大衆化に貢献したことでも知られています。上質な紙に色彩を重ねた木版の温かな風合い、主題にも工夫を凝らした春信の作品は、見る者に深い安らぎと至福のひとときを与えてくれることでしょう。 この展覧会では、質・量ともに世界第一級の浮世絵コレクションを誇るボストン美術館の所蔵品より、活躍の様子をほぼ網羅する春信の作品とともに、この絵師を育んだ時代の気風を伝える他の絵師の作品を加えた約150点により構成されます。希少な春信の作品は、8割以上が海外に所蔵され、日本国内で作品を見る機会は大変限られています。 本展は、2002年に千葉市美術館で開催された「青春の浮世絵師 鈴木春信」以来、15年ぶりに春信を紹介する展覧会となります。本物と出会える最高の機会を是非お楽しみください。 ■目次 ごあいさつ…5 Message…7 春信という浮世絵師のインパクト/田辺昌子 …10 ボストン美術館の浮世絵版画コレクション−春信と周辺の絵師たち/セーラ・E・トンプソン …18 図版 Catalogue プロローグ 春信を育んだ時代と初期の作品…26 1章 絵暦交換会の流行と錦絵の誕生…62 2章 絵を読む楽しみ…96 3章 江戸の恋人たち…128 4章 日常を愛おしむ…144 5章 江戸の今を描く…170 求められた色彩:『絵本青楼美人合』を視る /ジョーン・ライト、ミッシェル・デリック、足達美知子 …198 エピローグ 春信を慕う…204 出品目録 List of Works …234 鈴木春信年譜 …244 鈴木春信主要参考文献 …246 Harunobu: His Impact as Ukiyo-e Artist /Masako Tanabe …249 Prints by Harunobu and Related Artists in the Museum of Fine Arts, Boston /Sarah E. Thompson …255 The Colors of Desire: Beauties of the Yoshiwara Observed/Joan Wright, Michele Derrick, Michiko Adachi …259 ボストン美術館浮世絵名品展 鈴木春信 https://www.ccma-net.jp/exhibitions/special/17-9-6-10-23-01/
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図録|没後70年 北野恒富展
¥2,300
2017年11月3日[金・祝]-12月17日[日] 「没後70年 北野恒富展」展 公式展覧会図録 サイズ:296 × 212 × 21 mm ページ数:264p 発行:産経新聞社、あべのハルカス美術館 ※チラシ画像は参考画像のため、図録には付帯いたしません ■展覧会概要 北野恒富(1880–1947)は金沢の生まれ。はじめ新聞の版下彫刻を手がけますが、17歳で大阪にでて絵師に転じ、まずは新聞小説の挿絵で名をはせました。華やかな美人画ポスターでも人気を得ますが、明治43年(1910)の文展で《すだく虫》が初入選、翌年の同展でも《日照雨》が三等賞となり、日本画家としての地位を確立します。 大正3年(1914)再興第1回院展に《願いの糸》を出品、以後は同展を主な舞台に、東京の鏑木清方、京都の上村松園と並ぶ、大阪を代表する美人画家として活躍を続けました。高い技術と自由な発想をかねそなえ、また最初期は妖艶な女性像に挑んで「画壇の悪魔派」と呼ばれ、大正中期には《淀君》に代表される内面表現の深化を見せ、昭和に入るとモダンかつはんなりとした清澄な画風に到達するその多彩さも、他の画家にはない、独自の光を放ちます。 本展は北野恒富の没後70年を記念し、官展や院展で発表された名品に加え、門下の作品や関連資料も網羅する久々の大回顧展です。妖艶と清楚、聖と俗の交錯する、恒富の魅力に迫ります。 ■目次 ごあいさつ 北野恒富没後七十周年に寄せて /北野悦子 北野恒富ルネッサンス−”浪花情緒”の”美人画家”という伝説 /橋爪節也 北野恒富散歩−恒富、谷崎、小出を巡り考える /森村泰昌 図版 第一章 「画壇の悪魔派」と呼ばれて−明治末から大正、写実と妖艶さと− 第二章 深化する内面表現−大正期の実験とこころの模索− 第三章 大阪モダニズム「はんなり」への到達−昭和の画境、清澄にして艶やか− 第四章 グラフィックデザイナーとして−一世を風靡した小説挿絵とポスターの世界− 第五章 素描 第六章 画塾「白耀社」の画家たち−大阪らしさ、恒富の継承者たち− 北野恒富関連資料 北野恒富と岩絵具の新表現 /荒井経 ポスター画家恒富と大阪印刷界 /田島奈都子 「美人画」からの脱出−北野恒富の言葉と筆あと /川西由里 北野恒富と浮世絵、そして大阪 /北川博子 日本画家以前の北野恒富 /西山純子 北野恒富年譜 主要参考文献 作品リスト List of Works Greetings 没後70年 北野恒富展 「画壇の悪魔派」と呼ばれた日本画家 https://www.ccma-net.jp/exhibitions/special/17-11-3-12-17-1/
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図録|歿後60年 椿貞雄 師・劉生、そして家族とともに
¥2,400
サイズ:297 × 225 × 20 mm ページ数:284p 発行:千葉市美術館 ※チラシ画像は参考画像のため、図録には付帯いたしません 2017年に開催された、「歿後60年 椿貞雄」展の公式展覧会図録。 目次 ごあいさつ 「伝意模写」−椿貞雄の絵画研究と絵画創造を考える時に− /河合正朝 岸田劉生と僕(再録) /椿貞雄 図版 Ⅰ 出会い Ⅱ 伝統へのまなざしと劉生の死 Ⅲ 静物画の展開 Ⅳ 家族とともに 東西の美術を論じて宋元の写生畫に及ぶ(再録) /岸田劉生 東西絵畫の相違及び現代油絵の東洋化と自分の仕事に就て(再録) /椿貞雄 舜舉の牡丹図その他(再録) /椿貞雄 油彩画家・椿貞雄 /藁科英也 年譜抄 出品リスト 歿後60年 椿貞雄 師・劉生、そして家族とともに https://www.ccma-net.jp/exhibitions/special/17-6-7-7-30-01/
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【完売】図録|小川信治−あなた以外の世界のすべて
¥1,700
SOLD OUT
サイズ:190 × 260 × 15 mm ページ数:112p 図版 : 68点 2016年に開催された、「小川信治−あなた以外の世界のすべて」展の公式展覧会図録。 ーー ごあいさつ…3 ではここで、凍った世界を捻って割ってみましょう /平芳幸浩 …6 対称性/非対称性…16 モアレの風景 …22 Without You/連続体…32 Behind You …54 干渉世界/ピルエット… 66 重なりの庭…70 グランド・ツアー…72 感染する謎 小川信治インタビュー… 90 年譜… 104 文献目録… 107 出品作品リスト…109
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図録|文人として生きる−浦上玉堂と春琴・秋琴 父子の芸術
¥2,500
サイズ:310 × 230 × 14 mm ページ数:372p 図版 : 270点 2016年に開催された、「文人として生きる−浦上玉堂と春琴・秋琴 父子の芸術」展の公式展覧会図録。 ーー ご挨拶…3 浦上玉堂、春琴・秋琴父子の生涯と芸術 /守安收 …6 第一章 玉堂の家系と家族… 19 「玉堂琴士」と二子 春琴・秋琴…28 脱藩 五十歳の決断−二子を連れて… 54 第二章 玉堂…61 模索の頃…64 旅と交友… 76 玉堂は何を描いたのか 大作… 98 玉堂は何を描いたのか 題と詩意 …108 玉堂は何を描いたのか 郭中画・圜中書画 …128 [コラム]「李楚白山水帖」と玉堂・春琴父子 /松尾知子… 136 [コラム]上田堂山と玉堂・春琴父子 /守安收 …146 古希 玉堂の晩年… 158 第三章 春琴…175 三十代の春琴 発展…178 四十代の春琴 飛躍 …190 中国画の学習… 200 [コラム]春琴の中国画学習 /中村麻里子… 206 [コラム]春琴の交友録−京都・究理堂をめぐって /松尾知子 …212 [コラム]魚蝦果蔬画をめぐる春琴の仕事 /松尾知子 …224 五十代以降の春琴 円熟 …246 文人として生きる−春琴の晩年… 256 [コラム]「団欒一咲(笑) 自成我家」 /尾島治… 258 第四章 秋琴…263 [コラム]浦上秋琴というひと /川延安直… 280 第五章 玉堂を見つめる… 285 【資料編】 玉堂父子を中心とした近世浦上家系図 306 出品作品データ補遺/参考図版 308 落款印章 312 玉堂の印章について 312 春琴・秋琴の印章について 314 玉堂父子をめぐる一〇〇人 322 浦上玉堂・春琴・秋琴 年譜 328 浦上玉堂・春琴・秋琴 関係文献 338 出品リスト 342
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【完売】図録|生誕140年 吉田博展
¥2,300
SOLD OUT
サイズ:250 × 290 × 25 mm ページ数:299p 図版 : 264点 2016年に開催された、「生誕140年 吉田博」展の公式展覧会図録。 ーー ごあいさつ…5 近代風景画の巨匠 吉田博 −その生涯と芸術 /安永幸一 …7 第1章 不同舎の時代 1984-1899 …17 第2章 外遊の時代 1900-1906…45 第3章 画壇の頂へ 1907-1920… 83 第4章 木版画という新世界 1920-1929 …123 第5章 新たな画壇を求めて 1930-1937…191 第6章 戦中と戦後 1938-1950…221 山と近代美学と吉田博 /滝澤正幸 …242 吉田博の水彩画にみる芸術観 /田中有沙子 …247 吉田博《精華》について /稲富景子 …253 吉田博の木版画 −ホイッスラーから見たひとつのあらすじ /西山純子 …260 絵葉書 …268 吉田博 年譜 …274 参考文献 …284 作品目録 …290
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図録|千葉市美術館所蔵作品100選
¥1,500
2015年に刊行された、千葉市美術館の所蔵作品が掲載されている1冊です。 サイズ:262 × 182 × 12 mm ページ数:132p 発行:千葉市美術館 ■目次 ごあいさつ 「千葉市美術館 所蔵作品100選」の刊行にあたって /河合正朝 図版 近世~近代の日本絵画と版画 現代美術 千葉市を中心とした房総ゆかりの作品 コラム さまざまな個人コレクション 千葉ゆかりの作家ー遠藤健郎と深沢幸雄ー 歴代館長による鼎談「千葉市美術館のコレクション」 辻惟雄/小林忠/河合正朝 「千葉市美術館 所蔵作品100選」目録 ■関連企画展 千葉市美術館開館20周年記念 歴代館長が選ぶ 所蔵名品展 2015年4月10日[金]-6月28日[日] https://www.ccma-net.jp/exhibitions/special/15-4-10-6-28/
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図録|鏑木清方と江戸の風情
¥2,200
2014年9月9日[火] – 10月19日[日] 「鏑木清方と江戸の風情」公式展覧会図録 サイズ:300 × 226 × 16 mm ページ数:189p 発行:千葉市美術館 ※チラシ画像は参考画像のため、図録には付帯いたしません ■展覧会概要 鏑木清方(かぶらき きよかた・明治11年~昭和47年/1878-1972)は戯作者條野採菊の子として東京神田に生まれ、浮世絵師月岡芳年の門人、水野年方から絵の手ほどきを受けました。はじめ挿絵を手がけ、やがて展覧会を活動の場とする日本画家となり成功を収めますが、清方が自身の造形と題材を模索するなかで見いだしたひとつの理想郷は江戸の浮世絵にありました。なかでも鈴木春信や鳥居清長、勝川春章といった絵師たちの作品世界に傾倒し、季節や場所の風情を尊ぶ江戸人の心情にも深く共鳴しながら、たおやかで粋な独自の美人画を確立していったのです。 そしていまひとつ、清方が生涯描き続けた理想郷は、江戸の風情が色濃く残る、幼時を過した明治の東京でした。清方は来し方を繰り返し見つめ、季節の風物や市井のさりげない日常、暮らしの細部を丁寧に掬い、描きとめています。とりわけ戦中から戦後にかけて、東京から江戸の風情のみならず明治の面影までもが失われたのち、清方の過去への憧憬はいよいよ募り、江戸情緒はより純化したかたちで作品に現れるようになったのです。 本展は、「江戸の風情」をテーマに鏑木清方の仕事を再考いたします。幼い頃親しんだ草双紙や修業時代の制作、画業を貫流する江戸情緒など、いくつかの視点から、清方と江戸とのつながりを探ります。また当館の所蔵品より関連する江戸期の作品をあわせて並べ、清方作品との共通項を観察します。清方が江戸に見いだした理想郷に光をあて、清方が真に描きたかったものを考える機会となれば幸いです。 ■目次 ごあいさつ 鏑木清方の江戸趣味と明治趣味 /宮崎徹 序章 清方を育てた絵・清方が学んだ絵 一章 清方の画業をたどる―江戸のへのまなざしから― 一節 最初期の肉筆画 二節 挿絵画家として立つ 三節 浮世絵の発見 四節 展覧会という舞台へ 五節 清方美人の成熟 六節 戦後 二章 清方と江戸をめぐる三題 一節 物語る絵ー卓上芸術 二節 理想郷としての江戸 三節 理想郷としての明治 展覧会「鏑木清方と江戸の風情」について /西山純子 鏑木清方 略年譜 主要参考文献 出品目録 鏑木清方と江戸の風情 https://www.ccma-net.jp/exhibitions/special/14-9-9-10-19-1/
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図録|光琳を慕う―中村芳中
¥2,400
2014年4月8日[火] – 5月11日[日] 千葉市美術館「光琳を慕う―中村芳中」 公式展覧会図録 サイズ:257 × 183 × 24 mm ページ数:320p 発行:千葉市美術館 ※チラシ画像は参考画像のため、図録には付帯いたしません ■展覧会概要 中村芳中(?~1819)は江戸時代後期に大坂を中心に活動しました。最初は文人画風の山水や指頭画を描きますが、尾形光琳の画に傾倒し、たらし込みを駆使した作品を描くようになります。江戸へ下った芳中は享和二年(1802)『光琳画譜』を出版します。江戸琳派の祖として近年人気の高い酒井抱一が琳派風の作品を描き始めるのとほぼ同時期のことでした。その後芳中は大坂へ戻り、ぽってりしたかたちのほほえましい作品を多く残しました。 芳中については『中村芳中画集』がすでに1991年に出版されており、2003年には細見美術館で芳中を取り上げた展示が行われています。今までの成果を踏まえて、芳中の世界に多角的に迫る展示を目指し、尾形光琳から中村芳中に至る琳派の画家、当時の大坂画壇の作品も併せて展示します。 ■目次 はじめに 中村芳中について /木村重圭 図版 第一章|芳中が慕った光琳―尾形光琳とその後の絵師たち 第二章|芳中の世界ー親しみを招くほのぼの画 第三章|芳中の板大坂画壇 第四章|芳中と版本ー版で伝わる光琳風 光琳追慕の諸相 中村芳中と酒井抱一 /伊藤紫織 芳中画の魅力 「光琳風」が示すもの /福井麻純 中村芳中と交流した備讃ゆかりの大坂画人 大原東野・渕上旭江らの活動に注目して /中村麻理子 作品解説 略年譜 署名・印章 関連文献目録 作品目録 Introduction On Nakamura Hochu (Abstract) /Kimura Shigekazu Yearning for Korin in Various Ways: Nakamura Hochu and Sakai Hoitsu (Abstract) /Ito Shiori The Allure of Hochu's Paintings: Meanings of his "Korin Style" (Abstract) /Fukio Masumi Osaka Paiters with Close Ties to Bicchu and Sanuki who Interacted with Nakamura Hochu: The Activities of Ohara Toya and Fuchigami Kyokko (Abstract) /Nakamura Mariko List of Works 光琳を慕う―中村芳中 https://www.ccma-net.jp/exhibitions/special/14-4-8-5-11-1/
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図録|ジョルジュ・ルオー展
¥1,900
ジョルジュ・ルオー展 2013年10月1日[火] -11月17日[日] 公式展覧会図録 サイズ:298 × 225 × 12 mm ページ数:119p 発行:千葉市美術館 ※チラシ画像は参考画像のため、図録には付帯いたしません ■展覧会概要 フランスの画家ジョルジュ・ルオー(1871-1958)は、ステンドグラス職人のもとで働き始めた後、本格的な絵画を志し、象徴主義の画家ギュスターヴ・モローに師事しました。門下には、マティスやマルケなどのフォーヴィストたちが育ち、彼らの活動に刺激を受けながらも、ルオー自らはキリストの受難や聖書の場面をマチエールにこだわって描き、道化師やサーカスの人物たちをテーマに取り上げ、独自の世界を築いていきます。 ルオーの作品は、早くから日本でも紹介され、現在にいたるまで多くの人々の心をとらえてきました。本国以外でこれほどルオーを愛し、 その作品を大切にしてきた国はないといえるでしょう。これまで国内に複数の優れたルオー・コレクションが形成されてきたことも、この 画家が日本人に心から受け入れられてきた興味深い証といえます。近年では、同時代文学との関係など様々な切り口からその仕事に光が当 てられ、画家の独自性のみならず時代背景の中での理解が進んできました。 本展覧会では、油彩・水彩による絵画作品および版画作品の中で、類型化され繰り返し描かれた人物表現に注目し、サーカスの人々・貧しい人々と驕れる人々・キリストと聖者たち・多彩な人物表現の各章に分けて紹介します。ルオーの同時代社会への観察者としてのまなざしと人間存在への深い洞察を手がかりとして、この画家が今なお私たちに訴え続けるメッセージを探り、その魅力に迫ります。 ■目次 ごあいさつ ジョルジュ・ルオーの〈風景〉、あるいは〈人物〉の周縁 /後藤新治 ルオーの伴奏者—画商アンブロワーズ・ヴォラールの夢 /杉野秀樹 図版 Ⅰ サーカスと道化師 Ⅱ 貧しき人々と驕れる人々 Ⅲ イエス・キリスト Ⅳ 多彩な人物表現 出品リスト ジョルジュ・ルオー展 2013年10月1日[火] -11月17日[日] https://www.ccma-net.jp/exhibitions/special/13-10-1-11-17/
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図録|仏像半島―房総の美しき仏たち―
¥2,300
2013年4月16日[火] – 6月16日[日] 「仏像半島―房総の美しき仏たち―」 公式展覧会図録 サイズ:303 × 209 × 21 mm ページ数:242p 図版:101点 ※チラシ画像は参考画像のため、図録には付帯いたしません ■展覧会概要 房総の地に仏教文化が及んだのは7世紀後半といわれています。以来豊かな大地と海とを背景に多くの寺院が建立され、多彩な造形活動が展開されてきました。本展は、近年見いだされた諸仏や最新の研究成果を視野に入れ、改めて房総の仏教文化の本質を探ろうとするものです。 展示室に集うのは、房総半島各地から選りすぐられた仏像約150体。関東の白鳳仏としてきわめて重要な龍角寺の薬師如来坐像に始まり、平安前期の森厳な作例を経て、定朝様や鎌倉様式を受容してゆく流れを追う一方で、「七仏薬師と妙見菩薩」「房総の鋳造仏と上総鋳物師」といったこの地ならではのテーマも検証します。また造立当初の雰囲気を再現すべく、小松寺や東明寺、真野寺の諸尊を群像として立体的に配置。いつもの千葉市美術館とはひと味違った、劇的な展示空間を体感していただきます。 日蓮宗の祖である日蓮は安房国(現在の鴨川市小湊)の出身。以来房総の地は法華の傑僧を数多く輩出しています。本展では「法華の傑僧たち」の一章を設け、日蓮をはじめ日朗や日像、日親らにゆかりの彫刻や絵画を多数紹介。その多くは県外からのお里帰りです。 また房総の仏像が一堂に会するこの機会に、波を彫らせたら天下一と謳われた江戸時代の彫物大工、初代伊八こと武志伊八郎信由(1751-1824)の作品を特別展示。石堂寺多宝塔の脇間彫刻16面(ほか)をご覧いただきます。 房総を代表する諸仏のほか、長らく非公開であった秘仏や新出の仏像を数多く含み、房総仏画の優品もあわせた、まさに決定版といってよい内容です。燦々と降り注ぐ陽光と緑深き森、そして豊穣な海—。恵まれた自然に守られ、東国らしい大らかな野趣と意外なほどの洗練を示す房総の仏像たち。その魅力にふれるまたとない機会を、どうぞお見逃しなく! ■目次 房総の仏像ー鎌倉・南北朝期の造像を中心にー/武笠朗 …8 序章 仏教文化の曙光 …21 一章 平安仏ー造像活動の開花 …23 二章 鎌倉期以降の展開 …67 三章 仏像半島の諸相 一節 七仏薬師と妙見菩薩 …101 二節 房総の鋳造仏と上総鋳物師 …119 三節 房総の仏教絵画 …133 四節 房総が生んだ法華の傑僧たち …155 五節 波の伊八 …173 房総の薬師如来像とその信仰/濱名徳順 …184 作品解説 …205 出品目録 …238 仏像半島―房総の美しき仏たち― https://www.ccma-net.jp/exhibitions/special/13-4-16-6-16/
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嬉遊会コレクション ―江戸絵画を中心に― 図録
¥1,600
SOLD OUT
寄贈・寄託作品展 2012年2月4日[土] – 26日[日] 展覧会図録 サイズ 縦30.0×横22.4×厚0.9cm 重さ 485g 発行日 2012年2月4日 発行 株式会社便利堂 頁数 95p 図版 52点 ■展覧会概要 千葉市美術館のコレクションの最新情報をお届けする展覧会を開催します。 近年、展覧会の開催を機に、あるいは収集方針やそれにもとづく当館のこれまでの活動をご覧下さって、個人でご所蔵の作品の寄贈・寄託をいただくことが増えています。 今回は、こうした近年のコレクションのなかから、特にまとまってご紹介したい三つの分野を特集として立て、全館にわたって展観します。 特集1「嬉遊会(きゆうかい)コレクション ~江戸絵画を中心に~」 千葉県内にお住まいの美術愛好家たちの集まりである「嬉遊会」。 それぞれのご職業で活躍中の方々が絵画鑑賞やコレクションの楽しみを共有されてきたものを、江戸絵画を中心にご寄託いただいています。 渡辺崋山、立原杏所、田能村竹田など文人画に優品が多く、また狩野派、江戸琳派、円山四条派など江戸時代諸派の絵画をご覧いただくことができます。 川端玉章、橋本関雪、鏑木清方ら近代日本画の大家たちによる親しみやすい作例もあわせ、約50件の作品をお楽しみ下さい。 ■目次 嬉遊会コレクションについて/小林忠 …4 図版 …7 作品解説 …65 出品目録 …94 寄贈・寄託作品展 2012年2月4日[土] – 26日[日] https://www.ccma-net.jp/exhibitions/special/12-2-4-26/
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図録|浮世絵師 溪斎英泉
¥1,800
2012年5月29日[火] – 7月8日[日] 「浮世絵師 溪斎英泉」公式展覧会図録 サイズ:297 × 226 × 27 mm ページ数:310p 発行:千葉市美術館、美術館連絡協議会 ※チラシは参考画像のため、図録には付帯いたしません ■展覧会概要 渓斎英泉 (1791-1848)は、文化10年(1813)頃より没する嘉永元年(1848)まで、江戸文化が最も熟成された幕末期に活躍した浮世絵師です。英泉が得意とした美人画は、独特の妖艶さを示して強い存在感を放っており、文政(1818-30)中期頃には美人画の第一人者として認められ、多くの錦絵が出版されています。一方で風景画においても多くの作品を手がけ、浮世絵における風景画というジャンルの確立に多大な貢献をした絵師の一人でもありました。さらに趣味人達の求めに応じて制作した摺物、絵具に舶来の藍色(ベロ藍)を導入した意欲的な藍摺絵、力作の多い肉筆画、相撲絵、武者絵、おもちゃ絵、版本挿絵、また文筆もよくし、その活躍は広く多岐にわたっています。 江戸星ヶ岡に武士の子として誕生、6歳で母を、20歳で父と継母を亡くし、3人の妹を養わなければならないという苦境の中で、さらに江戸詰として仕えていた安房北条藩を讒言によって辞することになり、流浪して浮世絵師となったという英泉。その波瀾万丈の人生から生まれた浮世絵は、その生き様にも重ねられるようなバイタリティーに満ちています。 この展覧会では、千葉市美術館設立のきっかけともなった館蔵の英泉コレクション(今中宏コレクション)を中心に、主要な所蔵先のご協力を得て、選りすぐりの約350点により浮世絵師英泉の実像に迫ります。 ■目次 溪斎英泉私感 /小林忠 英泉における北斎慕倣 /大久保純一 英泉という絵師―魅力の理由と実像 /田辺昌子 溪斎英泉が描いた京町一丁目「姿海老屋」の人事異動 /日比谷猛俊 青色着色料「ベロ藍」の導入に一役買った溪斎英泉―本藍からベロ藍の時代へ― /下山進 第一章 初期の美人画とその周辺 第二章 英泉美人の流行 コラム「浮世風俗美女競 一双玉手千人枕」 /浅野秀剛 第三章 風景画の流行 第四章 江戸名所・名物と美人 コラム 溪斎英泉が活躍した頃の化粧文化の流行を見る /村田孝子 第五章 肉筆画の世界 第六章 摺物の世界 コラム 狂歌摺物の絵と歌 /小林ふみ子 第七章 契情道中双録 第八章 藍摺の世界 コラム ゴッホと英泉作「雲龍打掛の花魁」 /及川茂 第九章 活躍の広がり コラム 「美人東海道」の版下絵 /浅野秀剛 第十章 版本 コラム 馬琴と英泉 /服部仁 溪斎英泉とその時代 関連年表 参考文献・参考論文・参考図録・外国文献 英泉錦絵総目録 出品目録 浮世絵師 溪斎英泉 https://www.ccma-net.jp/exhibitions/special/12-5-29-7-8/
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図録|ボストン美術館浮世絵名品展 錦絵の黄金時代―清長、歌麿、写楽
¥1,800
2011年4月26日[火] – 6月5日[日] 「ボストン美術館浮世絵名品展 錦絵の黄金時代―清長、歌麿、写楽」 公式展覧会図録 サイズ:289 × 226 × 20 mm ページ数:243p 発行:日本経済新聞社 ※チラシ画像は参考画像のため、図録には付帯いたしません ■展覧会概要 アメリカのボストン美術館は、世界有数の日本美術コレクションを所蔵する美術館として知られており、その質の高さ、膨大な作品数から、近年では「浮世絵の正倉院」とさえ通称されています。中でも浮世絵はコレクションの中心であり、5万点にのぼる版画、7百点以上の肉筆画、数千点の版本が含まれ、現在もなお調査整理が続けられています。またその過半は、1882年から8年ほど日本に滞在したウィリアム・スタージス・ビゲローによって収集されたもので、現在日本では所蔵を確認することができない貴重な作品が多く含まれていることでも注目されます。 本展覧会は、ボストン美術館に所蔵される浮世絵の中でも、最も華やかに錦絵が展開した天明・寛政期(1781-1801)を取り上げ、鳥居清長(1752-1815)、喜多川歌麿(?-1806)、東洲斎写楽の名品を中心に、同時代の浮世絵師の作品を加えた約140点を展示します。ボストン美術館の幅広い浮世絵コレクションだからこそ可能な、スター浮世絵師たちによる錦絵の華麗な競演をお楽しみください。 ■目次 ごあいさつ Foreword ごあいさつ Director's Message 錦絵 黄金時代の一考察 /永田生慈 黄金時代の黄金とは―浮世絵の鑑賞における嗜好の変遷 /セーラ・トンプソン 図版 第1章 鳥居清長 Section1 : Torii Kiyonaga コラムI 鳥居清長と版元高津屋伊助―大判錦絵の黄金時代へ /田辺昌子 第2章 喜多川歌麿 Section2 : Kitagawa Utamaro コラムII 歌麿の生きた時代と狂歌 /鏡味千佳 第3章 東洲斎写楽 Section3 : Toshusai Sharaku コラムIII 影の饗宴―障子に映し出されたもの― /内山淳一 第4章 黄金期の三大絵師をとりまく大家たち Section4 : More Great Masters of the Golden Age コラムIV 浮世絵に描かれたフォロ・ロマーノ /岡泰正 第5章 版本と肉筆画 Section5 : Books and Paintings 作品解説 絵師略伝 Nishiki-e: Thoughts on the Golden Age /Nagata Seiji Wha'ts Golden about the Golden Age? Changing Taste in Ukiyo-e Connoisseurship /Serah Thompson List of Works ボストン美術館浮世絵名品展 錦絵の黄金時代―清長、歌麿、写楽 https://www.ccma-net.jp/exhibitions/special/11-4-26-6-5/
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図録|瀧澤久仁子コレクション 祈りをつづる染と織 タイの美しい布
¥1,500
瀧澤久仁子コレクション 祈りをつづる染と織 -タイの美しい布 2009年6月27日[土] – 8月9日[日] 公式展覧会図録 サイズ:297 × 213 × 14 mm ページ数:183p 発行:マンゴスティン ※チラシ画像は参考画像のため、図録には付帯いたしません ■展覧会概要 タイ族の祖先は、古代長江下流域からインド・アッサムにおよぶ広域に住んでいた「越人」であると言われおり、他民族の支配に圧迫され、現在の中国雲南省(シプソンパンナ)、そして東南アジアへと移動、分布した民族です。そしてここでタイ族と呼ぶのも、国としてのタイに住む人々のことだけを意味するのではなく、遠い古代に先祖を同じくし、北方から移動して、タイ、中国、ベトナム、インド、ラオスなどに分布して住む民族を意味しています。 タイ・デーン族、タイ・ダム族、タイ・ルー族など、いくつかに分かれたタイ族は、早くから定住が進んだためか、総じて織の技術に優れ、複雑な織模様を表わし、天然染料による美しい染色の技術を持っていました。母から娘へ伝えられて来た技術と民族の美意識は、タイ族の布に力強く印象的に表れています。衣服は立体的な裁断や縫い合わせがないのが伝統的ですが、その一枚の平らな布を身にまとう時、素晴らしい造形となって我々の前に立ち現れるのです。 また現在ではタイ文化圏の国々は仏教国として知られていますが、民族には古代より自然界に精霊が存在するという信仰が根強くあり、このような仏教以前からの信仰が、タイ族の美しい織文様の中に表現されてきたことも見逃せません。自然、神を擬人化した人型、頭が象で体は獅子であるという動物など、それらは民族が伝えてきた災いを退ける祈りの表れでした。 各国各地に分かれて暮らすタイ族が、古代からの文様を受け継ぎ、お互いに往来がなくても、強い絆による共通の美意識、共通の文様を古代から引き継いでいることには驚きさえ感じます。近代では機械産業、商業主義の産物にとなりがちな感のある布の世界ですが、手仕事の美の生きるタイ民族の布の粋を、この機会に是非ご覧ください。 ■目次 あいさつ Foreword 瀧澤久仁子さんからの贈り物 /新井淳一 一枚の布ーそのルーツを辿りながら /瀧澤久仁子 布から衣へーインドシナの衣服にみる人と布との関わり/吉村紅花 民族の記憶をつづる布 /坂本真里 (図版と解説) 第1章 タイ族とはー国境のない民族の地図より 第2章 祈りの模様ー布に表わされた精霊信仰 第3章 まとう布ー着こなしの造形 第4章 生活の中の布ー用と美 第5章 藍と暮らす 第6章 タイ族の広がりと布ー古代の絆 展覧会関連地図 地域別タイ族の特徴 タイ族の主要な伝統模様 本展卵塊の主要参考文献 瀧澤久仁子コレクション 祈りをつづる染と織 -タイの美しい布 2009年6月27日[土] – 8月9日[日]
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図録|国立美術館所蔵による 20世紀の写真
¥1,500
2008年11月1日[土] – 12月14日[日] 「国立美術館所蔵による 20世紀の写真」展の公式展覧会図録。 サイズ:265 × 195 × 16 mm ページ数:161p ※チラシ画像は参考画像のため、図録には付帯いたしません ■展覧会概要 今から100年前、アルフレッド・スティーグリッツが写真独自の芸術性を主張して以後、写真は芸術の一分野として徐々に認知されていきました。 言うまでもなく写真は実用的な媒体であり、芸術作品のみに限定できるわけではありませんが、1940年ニューヨーク近代美術館に写真部門が創設されて以来、世界中の美術館が、芸術の視座から写真作品を収集してきました。 キャパやカルティエ=ブレッソンのように、撮影時は報道目的であった写真の一部も、現在では美術作品として鑑賞する目的で美術館に収蔵されています。 「20世紀の写真」は、京都国立近代美術館、東京国立近代美術館、国立国際美術館の3館が所蔵する写真を中心に、千葉市美術館の所蔵品も加え、20世紀の写真芸術の流れを回顧する展覧会です。 スティーグリッツ、アジェ、マン・レイ、アンセル・アダムス、キャパ、カルティエ=ブレッソンら時代を代表する写真家の作品をはじめ、世界と日本の写真家80余名による約180点が出品されます。 世紀の変わり目のフォトセセッションから、1920年代のアヴァンギャルドを経て、アートと写真の境界線が限りなく希薄になった現代アートの写真まで、国立美術館所蔵の名品により写真芸術の100年を通観いたします。写真の展覧会は初めてという方や若い方にも、ぜひご覧いただきたい展覧会です。 章立てと主な出品作家 1.ストレート・フォトグラフィーの系譜 アルフレッド・スティーグリッツ、エドワード・スタイケン、ポール・ストランド、 エドワード・ウェストン、アンセル・アダムス、イモジェン・カニンガム、野島康三 2.アヴァンギャルドの展開 アレクサンドル・ロドチェンコ、ラースロ・モホイ=ナジ、マン・レイ、アンドレ・ケルテス、 ビル・ブラント、恩地孝四郎 3.ドキュメンタリー写真の隆盛 ジャン=ウジェーヌ=オーギュスト・アジェ、ルイス・ハイン、ウォーカー・エヴァンズ、 ドロシア・ラング、ユージン・スミス、ロバート・キャパ、アンリ・カルティエ=ブレッソン、土門拳 4.多様化する写真芸術 ウィリアム・クライン、ロバート・フランク、ゲリー・ウィノグラント、デュアン・マイケルズ、 レス・クリムズ、ロバート・スミッソン、ベルント&ヒッラ・ベッヒャー、細江英公、森山大道 5.現代アートと写真 デイヴィッド・ホックニー、トーマス・ルフ、トーマス・シュトゥルート、ソフィ・カル、 ジャン=マルク・ビュスタモント、杉本博司、森村泰昌 ■目次 写真史へのコメント /倉石信乃 図版 1 ストレート・フォトグラフィーの系譜 2 アヴァンギャルドの展開 3 ドキュメンタリー写真の興隆 4 多様化する写真芸術―1960年代を中心に 5 現代アートと写真 出品目録 国立美術館所蔵による20世紀の写真 https://www.ccma-net.jp/exhibitions/special/08-11-1-12-14/
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図録|文承根+八木正 1973-83の仕事
¥800
1970年代の美術 ―「文 承根+八木 正 1973-83の仕事」展 理解のために― 2007年11月12日[日] -2008年1月6日[日] 公式展覧会図録 サイズ:295 × 205 × 10 mm(A4変形) ページ数:96p ■展覧会概要 1970年代の美術については、その展開を包括的に見直す機会に乏しく、今日、その実作に触れる機会も多いとは言えません。むしろ、それ以後の美術作品の方が各地の美術館で眼にすることが多くなっています。 本展は、「文 承根+八木 正 1973-83の仕事」展開催にあわせ、文承根と八木正の二人が活動した1970年代の美術の動向について、当館の所蔵作品を中心に御紹介するものです。 主な出品作家(生年順) 村岡三郎(1928生)、若林奮(1936-2003)、李禹煥(1936生)、福嶋敬恭(1940生)、狗巻賢二(1943生)、小清水漸(1944生)、沢居曜子(1949生) ■目次 序論ー(近代)美術館のコレクションと展示 河本信治 限られた時間にームン・スングンの仕事 河崎晃一 文承根あるいはシステムとプロセス 尾崎信一郎 八木正の彫刻 藁科英也 臨界の生ー八木正 中谷至宏 図版 文 承根 八木 正 関連年譜 参考文献 作品リスト 1970年代の美術 ―「文 承根+八木 正 1973-83の仕事」展 理解のために― 2007年11月12日[日] -2008年1月6日[日] https://www.ccma-net.jp/exhibitions/special/07-9-23-11-4-2/
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図録|シャガール展 Marc Chagall
¥1,500
サイズ:296 × 230 × 20 mm(A4変形) ページ数:184p 2007年に開催された、「シャガール展」の公式展覧会図録。 ーー 目次 ごあいさつ 万華鏡の内側 フィリス・タックマン Inside the Kaleidoscope Phyllis Tuchman カタログ/Catalogue ぼくは死んで生まれた この世の「外」のどこへでも 青の翳り、二重の流たく ドナ・ドナ…… マルク・シャガール年譜 参考文献抄/Selected Bibliography 出品作品一覧/List of Exhibits
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図録|鈴木鵞湖 幕末の郷土の画家
¥1,000
SOLD OUT
2007年1月20日[土]- 2月25日[日] 「鈴木鵞湖 幕末の郷土の画家」展 公式展覧会図録 サイズ:296 × 220 × 10 mm(A4変形) ページ数:107p ※チラシ画像は参考画像のため、図録には付帯いたしません ■展覧会概要 文人画の熱き時代を生きた画家鈴木鵞湖 鈴木鵞湖(1816~1870)は下総金堀村(現在の千葉県船橋市金堀町)に生まれ、幕末の江戸の地で画家として活躍しました。現在は本人の画業より、近代美術史上重要な作家である石井柏亭・鶴三兄弟の祖父として知られる存在ですが、当時は江戸画壇の巨星谷文晁(1763~1840)の画系に連なる画人として地位を確立していました。 幕末から明治期にかけての文人画は近年富岡鉄斎・奥原晴湖といった一部の作家の画業のみが注目されてきました。しかし当時文人画は大変盛んに行なわれ、大勢の画家が活動していました。パトロン的な人物が自ら筆をとりセミプロ級の腕を誇る場合も少なくありません。鈴木鵞湖の画業を通じてそのような文人画の熱い盛り上がりの一端をうかがうことができるのです。また鈴木鵞湖の属する谷文晁の画系は明治期の画壇に活躍する実力者を多く輩出し、明治以降の絵画史を考えるうえでも重要といえるでしょう。 本展覧会ではご子孫の家に伝わった作品、鵞湖と交際のあった幕末明治の偉人松浦武四郎旧蔵作品を含む62点で鈴木鵞湖の画業をはじめて本格的に紹介します。 ■目次 ごあいさつ 図版 第一章 鈴木鵞湖の画業 第二章 草花と吉祥 第三章 石井柏亭と鈴木鵞湖 第四章 松浦武四郎との交友 第五章 中国的なものへの憧れ 第六章 先人に学ぶ 鈴木鵞湖について 伊藤紫織 作品解説 署名・印章 鈴木鵞湖年譜 作品目録 List of Plates Summary 鈴木鵞湖 幕末に活躍した郷土の画家 https://www.ccma-net.jp/exhibitions/special/07-1-20-2-25-2/
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図録|スイス現代美術展 リアルワールド-現実世界
¥500
サイズ:257 × 170 × 10 mm(B5変形) ページ数:127p 2005年開催「スイス現代美術展 リアルワールド-現実世界」展 公式展覧会図録 目次 Chapter 01 Essays 宵のうち, 天気が穏やかなら, 外で散歩ができる フランソワーズ・ニンゲット|翻訳/小倉正史 En soiree, lorsqu'il fait doux, on peut se promener dehors Fancoise Ninghetto リアルワールドについて語るアーティストたち 水沼啓和 Artists Talking about the Real World Hirokazu Mizunuma | Translated by Taeko Nanpei Chapter 02 Plates シルヴィー・フルーリ Sylvie Fleury ファブリス・シージ Fabrice Gygi フレデリック・モゼール&フィリップ・シュヴィンガー Frederic Moser & Phillipe Schwinger シャリヤー・ナシャット Shahryar Nashat ウーゴ・ロンディノーネ Ugo Rondinone Chapter 03 Artists' Biography 作家年譜 Artists' Biography 出品リスト List of Exhibits
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図録|大原美術館所蔵名品展
¥500
大原美術館所蔵名品展 2003年8月19日[火] – 9月28日[日] 公式展覧会図録 サイズ:297 × 210 × 12 mm ページ数:117p ※チラシ画像は参考画像のため、図録には付帯いたしません ■展覧会概要 大原美術館は1930(昭和5)年、実業家・大原孫三郎氏によってわが国初の西洋美術館として岡山県倉敷に創設されました。これは大原家の援助を受けた画家・児島虎次郎氏がヨーロッパで収集した美術品を基とするものでした。公開された美術品は長い間、芸術家はもとより一般の愛好家たちにとって日本で接することができる数少ない近代西洋美術の精華として、「大原コレクション」の名で親しまれたのです。 大原孫三郎・児島虎次郎両氏の遺志を受け継いだ大原總一郎氏によって美術館は更に生長し現在では近代西洋美術に止まらず、近代日本洋画・現代美術・古代オリエント・東洋の古美術・民芸などを擁する総合的なコレクションを公開する施設として活動を続け、多くのひとびとを魅了し続けています。 本展覧会は大原美術館の草創期に公開されたモネやルノワール、マティスに代表される近代西洋美術と、コレクションの大きな柱のひとつである安井曾太郎・梅原龍三郎をはじめとする近代日本洋画の名品全65点を紹介するものです。 ■目次 ごあいさつ 大原美術館とそのコレクション/大原美術館館長 高階秀爾 大原コレクションの懐かしさ/千葉市美術館館長 小林 忠 近代ヨーロッパの絵画・彫刻 近代日本の油彩画・彫刻 作家・作品解説 出品リスト 大原美術館所蔵名品展 2003年8月19日[火] – 9月28日[日] https://www.ccma-net.jp/exhibitions/special/03-8-19-9-28/
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図録|清水六兵衞歴代展 京の陶芸・伝統と革新
¥1,000
清水六兵衞歴代展 京の陶芸・伝統と革新 2004年11月30日[火] – 2005年1月23日[日] 公式展覧会図録 サイズ:295 × 227 × 28 mm ページ数:319p ※チラシ画像は参考画像のため、図録には付帯いたしません ■展覧会概要 初代・六兵衞(愚斎)が1771年、京都・五条坂の地に開窯して以来、清水(きよみず)家歴代の作風は各当主たちの創造性に任せられています。彼らは先人の様式や形を継承する事なく、精神こそ受け継ぎ、伝統的な京焼の世界に絶えず新しい風を送り続けています。 京焼に限らず、日本のやきものは現代にいたる間にさまざまな時代の要請を受け、応えてきました。それは、ある時代には芸術として、また別の時代には産業としての性格を持っていました。京焼を代表する名家である清水家のあゆみを振り返ることは、この二世紀以上もの間、日本のやきものが歴史のなかで果たした役割について考える事に他なりません。 また、圓山応擧や松村月溪(呉春)と交流した初代を初め、清水家は代々富岡鐵齋、神坂雪佳といった画家たちと関わりも深く、更に七代は彫刻家・清水九兵衞として1960年代後半以降斬新な彫刻を今日まで発表し続け、国際的に活躍しています。このような、京都を中心とした美術の動向と深くかかわる画家たちとの交流や、当主の異分野での活躍は清水家を単なる京焼の窯元に止めない要素として、歴代の作陶に有形・無形の影響を与えています。 現在清水六兵衞は、2000年に襲名した八代(柾博)によって、歴代の品格に加え父・九兵衞の空間造形における実験的精神が継承されています。 本展は、清水家歴代当主が制作したやきものによる作品を中心に、関連作家の作品を含めた約200点によって美術・産業・文化の各方面から綜合的に清水家歴代の業績を紹介するものであり、ある窯元のあゆみから日本の近・現代史について考察する試みです。 なお、清水家歴代の作品が首都圏でこれほどまとまって紹介されるのは、1980年代以来、四半世紀ぶりのことになります。 ■目次 京焼の特色と清水六兵衞家の歴代/中ノ堂 一信 江戸時代の清水六兵衞/中ノ堂 一信 近代の清水六兵衞/洲鎌 佐智子 戦後の“清水六兵衞”/諸山 正則 カタログ 初代六兵衞 二代六兵衞 三代六兵衞 四代六兵衞 五代六兵衞 六代六兵衞 七代六兵衞/清水九兵衞 八代六兵衞 清水九兵衞、造形のあゆみ/藁科 英也 年譜 参考文献抄 出品目録 清水六兵衞歴代展 京の陶芸・伝統と革新 2004年11月30日[火] – 2005年1月23日[日] https://www.ccma-net.jp/exhibitions/special/04-11-30-05-1-23/
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図録|河井寛次郎と植木茂 ― ふたりの木彫
¥800
河井寛次郎と植木茂 ― ふたりの木彫 2001年6月12日[土] – 7月29日[日] 展覧会公式図録 サイズ:280 × 226 × 12 mm ページ数:148p ※チラシ画像は参考画像のため、図録には付帯いたしません ■展覧会概要 彫刻の素材 ― 木 わが国の彫刻には、古くから木が用いられています。それは、作り手のイメージを表現するためだけの、身近で便利な素材として扱われてきたわけではありません。日本では作り手たちが素材である木との対話を重ねることで独特の造形を導き出しています。彼らが行った対話の記憶は、さまざまなかたちで次の時代に受け継がれることを繰り返し、彫刻のあゆみを形成しています。 河井寛次郎の木彫 陶芸家・河井寛次郎(1890-1966)は島根県安来市に生まれ、東京高等工業学校(現・東京工業大学)卒業後、京都市立陶磁器試験場に入所。1920年に京都・五条坂に「鐘渓窯」を築き終生の活動の場としました。 初期は中国の古い陶磁器の研究を踏まえ、高度な技術を駆使した作品によって高い評価を得ていましたが、柳宋悦や学友だった濱田庄司との交流から民藝運動と出会い、独自の表現世界を展開することになりました。なかでも木彫は1951年から本格的に取り組み、晩年の制作活動において陶と並ぶ重要な位置を占めています。 植木茂の木彫 本業のみならず、サントリー・ロイヤルの瓶のデザイナーとしても広く知られている彫刻家・植木茂(1913-84)は北海道札幌市に生まれました。 はじめ洋画を志していた彼は同郷の三岸好太郎に師事。当初は三岸が所属する独立美術協会に参加しますが、1935年に訪れた唐招提寺で大日如来が結ぶ印に魅せられて彫刻の道に進むことを決意します。そして1937年には当時わが国での作例が少なかった抽象彫刻を発表。彫刻については全くの独学でしたが、主に木を素材としながら一貫して抽象的フォルムの探求を行い、日本の彫刻のあゆみに新しいページを加えました。 ふたりの木彫 河井寛次郎と植木茂。共に同時代のアーティストでありながら、出発の動機や活動領域が全く異なるふたりの木彫は、しかしその形態や造形思考において共通するものを見ることができます。とくに、木という素材との対話によって導き出された彼らの作品は、ふたりが敬慕していた江戸期の円空仏や木喰仏を媒介として、同じ場所や空間での比較・検討を可能にさせています。その意味で、本展はたんに現代における木彫の一傾向を紹介することに止まらず、現代の造形に息づく伝統的なるもののありかを問うこころみでもあります。 本展では河井寛次郎と植木茂の木彫約75点に加え、彼らが制作した椅子を中心とした家具類約10点、彼らが所蔵していた円空仏と木喰仏やその関連資料などによって、ふたりのアーティストの世界を紹介するものです。 ■目次 ごあいさつ I. 河井寛次郎 河井寛次郎の木彫/諸山正則 図版 II. 植木茂 植木茂あれこれ/大河内菊雄 図版 植木茂と自由美術家協会 1937-43 III. 木喰仏・円空仏 木喰仏・円空仏 図版 量塊の変容―植木茂の木彫作品を中心に/藁科英也 河井寛次郎 略年表 植木茂 略年表 作品リスト 河井寛次郎と植木茂 ― ふたりの木彫 2001年6月12日[土] – 7月29日[日] https://www.ccma-net.jp/exhibitions/special/01-06-12-07-29/
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図録|ベルギー絵画 20世紀の巨匠
¥800
ベルギー絵画 -20世紀の巨匠 2000年7月22日[土] – 8月27日[日] 展覧会公式図録 サイズ:288× 224 × 15 mm ページ数:180p ※チラシ画像は参考画像のため、図録には付帯いたしません ■展覧会概要 ヨーロッパ北西部に位置するベルギーは、小国ながら、古くから交通の要衝として栄えてきました。現在もEU本部が置かれるなど、ヨーロッパの政治・経済において重要な位置を占めています。芸術、文化の面でも、ベルギーの前身であるフランドル時代に、ファン・アイク、ブリューゲル、ルーベンスなどヨーロッパ美術を代表する巨匠たちを生み出しました。 このフランドル絵画の伝統は、1830年に独立したベルギーの美術にも受け継がれます。2つの言語、文化圏に分かれるという状況下、隣国フランスの最先端の美術から多大な影響を受けながらも、ベルギーの画家たちは自らの文化的アイデンティティを問いかけてきました。そして近代以降も、世界的に著名な画家を数多く輩出していきます。19世紀末から20世紀初頭のクノップフとアンソール、シュールレアリスムのマグリットとデルヴォー、コブラ・グループの作家たちなど、近年日本でもお馴染みとなった画家たちの名前を挙げることができます。 この展覧会では、ベルギーの20世紀絵画に焦点をあて、その軌跡を紹介します。前述したお馴染みの画家たちの作品を中心に、これまで日本ではほとんど紹介されていない画家たちの作品も数多く展示されます。 ■目次 ごあいさつ 監修者の序/ミシェル・ドラゲ アンソールからブロタールまで ベルギー絵画と前衛芸術 /ミシェル・ドラゲ 図版 第1章―先駆者たち 第2章―表現主義:都市と田園の間で 第3章―抽象主義:根付かなかった前衛 第4章―マグリットとデルヴォー:シュスレアリスムの道 第5章―戦後の多彩な 第6章―コブラ 第7章―マルセル・ブロタール:これは芸術作品ではない 第8章―現代の展望 作品解説 作家解説 第1章―第7章 作家解説 第8章 ベルギー20世紀絵画に関する欧文文献目録 ベルギー20世紀絵画に関する日本語文献目録 年表(1901-1979) 作品リスト ベルギー絵画 -20世紀の巨匠 2000年7月22日[土] – 8月27日[日] https://www.ccma-net.jp/exhibitions/special/00-07-22-08-27/